カルバトールはてんかん治療に効果的?

カルバトールとは脳内の神経の過剰な興奮を鎮め、てんかん発作を抑えるテグレトールのジェネリック薬品です。先発薬のテグレトールは厚生労働省の承認がおりていますが、カルバトールは承認がおりておらず、購入する場合は個人輸入で購入する必要があります。

カルバトールの服用中は熱中症と外科手術に注意

カルバトールは、抗てんかん薬の一種として特に側頭葉てんかん発作の治療に用いられているジェネリック医薬品です。また、興奮作用を抑える効能や顔面神経痛に代表される三叉神経痛に対する鎮痛効果もあるので、向精神病薬や鎮痛剤としても用いられています。
優れた効果を持つカルバトールですが、服用する人によっては眠気や脱力感、発疹などの副作用が出ることがあるので、服用の際は医師の診察を受けて経過を観察しながら服用することが望ましいとされています。そして、自覚できる目立った副作用が出ていない人でも、熱中症と外科手術には注意が必要です。
カルバトールに含まれる有効成分であるカルバマゼピンは、水分貯留と言う副作用をもたらすことがあります。水分貯留とは、体内の余分な水分が上手く排出されず、溜め込んでしまうことです。これによって手足がむくんだり筋肉が張ってしまったりして血液の循環が悪くなり、脳に血液が足りなくなることで熱中症が引き起こされることがあります。ただし、カルバトールには他の側頭葉てんかん薬のような発汗抑制作用はないので、他の類似薬に比べれば体温調節機能に影響が少ない分、熱中症のリスクは低いと言えます。
また、カルバマゼピンは貧血などの血液障害を引き起こすことがあります。そのため、血液に関わる疾患を抱えた人以外でも、怪我をする可能性がある作業をする時や外科手術を受ける際には出血に注意が必要です。特に大きな手術の場合、輸血が必要になるケースもあります。外科手術の前後には大抵血液検査が行われるのでそう心配はありませんが、あらかじめ担当医師にカルバトールを服用していることを伝えておくようにしなければなりません。