カルバトールはてんかん治療に効果的?

カルバトールとは脳内の神経の過剰な興奮を鎮め、てんかん発作を抑えるテグレトールのジェネリック薬品です。先発薬のテグレトールは厚生労働省の承認がおりていますが、カルバトールは承認がおりておらず、購入する場合は個人輸入で購入する必要があります。

カルバトールを服用中の成人は障害年金を受け取れるか

てんかんの病気についてよく言われる点の一つに、障害年金を受け取ることができないという点が挙げられますが、これは誤解です。てんかんにかかった成人は、十分な治療を受けているにも関わらず、一定の頻度でてんかんの発作が起きる状態が続いており、なおかつ発作によって労働や日常生活が著しく制限されたり、常時介護が必要な状態がつづいているとみなされれば、症状の程度に応じて1~3級のいずれかの障害等級に認定されて、障害年金を受け取ることできます。
例えば、てんかんを持病として抱えている成人が、カルバトールと呼ばれる医薬品を常用しているとします。カルバトールは有効成分としてカルバマゼピンと呼ばれる物質が含有されており、てんかんや三叉神経痛、躁うつ病や双極性障害の躁状態に対して効果がある医薬品ですが、てんかんの患者の中には用法と用量を守ってカルバトールを服用しているのにも関わらず、年に1回以上の頻度で意識障害や転倒発作が起きたり、月に1度以上の頻度で不随意運動があらわれたりする人がいます。もし、このような状態が継続されているのであれば、必要な手続きをとることで障害認定を受けられる可能性があります。ただし、カルバトールの常用によっててんかんの諸症状の発現が抑制された状態が続いているとみられる場合や、外科的療法も併用しててんかんの治療をおこなっている場合は、障害認定の対象外とされる可能性が高いので注意が必要です。
なお、てんかんの患者が障害認定を受けるには障害給付裁定請求書を提出しなければなりませんが、この書類の提出時には病歴・就労状況等申立書や受診状況等証明書、診断書、戸籍全部事項証明書、年金手帳、預金通帳など、たくさんの書類の添付が必要となっています。請求書類をそろえるには主治医の協力が不可欠となっているので、よく相談しながら請求の準備をすすめましょう。